駒沢工業株式会社
株式会社 中央製作所
日本カニゼン株式会社
 笠原理化工業株式会社
株式会社 三社電機製作所
株式会社ワールドメタル
株式会社 山本鍍金試験器
共和機器製作所株式会社
株式会社 オカダテックス 有明鍍研材工業株式会社
中央化学株式会社 株式会社JCU
富士電機工業 株式会社 日本表面化学株式会社
ミナモト電機株式会社 日進化成株式会社
大原研材株式会社 株式会社 ヒキフネ 有限会社シンワ電熱
常木鍍金工業株式会社 奥野製薬株式会社
谷口ヒーターズ 日本プラント工業株式会社
新共立化工株式会社 Bagazine

【連 載】

キャピラリー電気泳動による めっき液の品質管理(その8)

キャピラリー電気泳動によるめっき液の品質管理

ベックマン・コールター株式会社 ライフサイエンスマーケティング部門  西 俊博

2012.08.17

キャピラリー電気泳動による最も一般的な検出方法は、HPLCや分光光度計と同じ紫外吸収(UV)による検出でして、レーザーを用いた蛍光検出や質量分析計による検出も可能です。

めっき液の分析もUVによりイオン性成分を検出しています。ここまで読み進めると「あれっ、なぜUV検出が出来るの?」と思われる方がいらっしゃると思います。なぜなら先ほどあげた大半のイオン成分にはUV吸収がないからです。ではどのように検出するのでしょうか?その手法とは「間接吸収法(インダイレクト検出法)」です。つまりキャピラリーの中に充填する泳動緩衝液に、UV吸収を持つような成分をあらかじめ溶かして、あらかじめ吸光度のバックグラウンドを上げます。

つまりサンプルが検出されるまでは一定の吸光度の値で検出されますが、サンプルが検出部を通過することで吸収がなくなり、マイナスのピークとして検出されるのです。あとはソフトウエアがプラス方向のピークに変換して検出するという手法です。このような簡便な手法でキャピラリー電気泳動では吸収のないイオン性物質を検出しています。

もちろん吸収のあるイオン成分は自身が持つ吸収により検出することが可能です。例えば染料など複雑な構造をした物質であれば「紫外可視吸収スペクトル」「吸光度」「分析時間」による3次元のデータ(等高線データ)を取得することで目的成分を定性することも可能です。

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