駒沢工業株式会社
株式会社 中央製作所
日本カニゼン株式会社
 笠原理化工業株式会社
株式会社 三社電機製作所
株式会社ワールドメタル
株式会社 山本鍍金試験器
共和機器製作所株式会社
株式会社 オカダテックス 有明鍍研材工業株式会社
中央化学株式会社 株式会社JCU
富士電機工業 株式会社 日本表面化学株式会社
ミナモト電機株式会社 日進化成株式会社
大原研材株式会社 株式会社 ヒキフネ 有限会社シンワ電熱
常木鍍金工業株式会社 奥野製薬株式会社
谷口ヒーターズ 日本プラント工業株式会社
新共立化工株式会社 Bagazine

全鍍連、第52回全国大会を挙行

「日本の力 めっきの力」が大会宣言として採択!
~世界一の品質の誇りと自信 未来へ拓くめっきの技術~

2015.2.19

全鍍連・第52回全国大会

平成26年11月21日14時より東京都港区にある機械振興会館にて「第52回全国大会」が全国の公共組合員約160名が出席して開催され、組合功労役員表彰、環境整備優良事業所表彰並びに認定事業所発表、全国めっき技術コンクールの表彰や本年度に創設された顕彰事業の「プレミアムアワード」の表彰が行われた後、第52回全国大会の大会宣言(スローガン)として【「日本の力 めっきの力」~世界一の品質の誇りと自信 未来へ拓くめっきの技術~】が採択された。

同全国大会は森脇総務委員長の司会進行によって行われ、最初に神谷副会長が開会宣言をした後、国家斉唱・業界関係物故者への黙祷が行われ開催された。続いて主催者を代表して栗原会長が挨拶をした。

続いて各種表彰が行われ、本年度の特別功労賞は各当社なしとなり、組合功労役員賞要綱に基づき選考された組合功労役員賞者が神谷経営委員長より発表され、栗原会長より表彰状が授与された。 続いて環境整備優良事業所の表彰式が行われ、本年度の表彰事業所6事業所が菅沼環境委員長より発表され本大会に出席した表彰事業者に栗原会長から表彰状が授与された。また、環境整備優良事業所として認定された事業所は10事業所であった。 

次に23回目を迎えた「全国めっき技術コンクール」表彰が行われ、山田技術委員長が東京都が新たに創設した団体が実施する技能者向けの競技大会及びコンクールに対して奨励金を支給する「競技大会等促進支援事業」に「全国めっき技術コンクール」が本年7月に採択された事で色々と尽力された東京都鍍金工業組合及び役員・関係者に謝辞を述べ、本年度のコンクール参加申込は過去最大の280件にのぼり、これも全て会員組合及び各組合員の積極的な協力のたわものであると謝辞を述べた後に、栄えある厚生労働大臣賞並びに厚生省職業能力開発局長賞の発表を行った。

厚生労働大臣賞は研磨・装飾クロムめっき部門で神奈川県メッキ工業組合の旭産業(株)と装飾クロムめっき部門で東京都鍍金工業組合の(有)朝日鍍金工場が受賞した。

厚生労働省職業能力開発局長賞は研磨・装飾めっき部門で静岡県鍍金工業組合の三光製作所(株)の小林範夫氏と装飾クロムめっき部門で九州鍍金工業組合の(株)九州電化の山本英紀氏が受賞し、亜鉛めっき部門では(株)九州電化の三宅輸氏が受賞した。

両賞共に厚生労働省職業能力開発局能力評価課の伊藤正史課長が表彰状の授与と楯の授与(厚生労働大臣賞)が行われた。

続いて東京都産業労働局長賞と中央職業能力開発協会会長賞が荒井副委員長より発表され、研磨・装飾クロムめっき部門では三光製作(株)の鈴木喜郎氏が装飾クロムめっき部門では三共鍍金(株)の忍田翼氏、亜鉛めっき部門では(株)三ツ矢の弘瀬智明氏が受賞し、それぞれが栗原会長から表彰状を授与された。

次に中央職業能力開発協会会長賞(3部門6件)が受賞し、中央職業能力開発協会の椎根光彦技能検定部長から表彰状が授与された。

続いて日刊工業新聞社賞(3部門6件)、全鍍連会長賞(金賞28件、銀賞29名、銅賞28件)が小杉技術副委員長から発表され、日刊工業社賞は同社編集局の藤元第一産業部長より全鍍連会長賞は栗原全鍍連会長より表彰状が授与された。

次にプレミアムアワードの表彰が行われ、八幡副会長が同顕彰事業の創設についての趣旨を「平成26年度事業計画で承認された本事業は過去のめっき技術コンクールの上位事業所のさらに上位事業所を対象に顕彰する事業である。技術コンクールで厚生労働大臣賞を三度受賞という技術的な水準・基準等を設けこれを達成した組合員を対象に全鍍連が顕彰する事業で初めて創設したものである。

これにより当該組合員が我が国における高度なめっき特有の技術と特色を活かし海外からも”日本のめっき企業”の中で何らかの優位性を高め、我が国における基盤産業の価値も高められるものと考えている」と説明し栄えある「プレミアムアワード」の組合員を発表した。

発表された顕彰対象組合員は過去23回開催されたコンクールで厚生労働大臣賞を10回受賞した明光工業(株)、8回受賞の清川メッキ工業(株)5回受賞した宇都宮タマル工業(株)と同じく5回受賞の(株)吉崎メッキ化工所、4回受賞の旭産業(株)、3回受賞の(株)ユニゾーンの7組合員が顕彰され、栗原全鍍連会長より顕彰企業にトロフィーが授与された。

その後平成26年11月に厚生労働省で電気めっき工として「現代の名工」を受賞したユニゾーンの橋本保氏に対し栗原会長より卓越した技能者の表彰状が授与された。

これにより全部の表彰が終わり全受賞者を代表して「卓越した技能者」表彰を受賞した橋本保氏が、「この度、受賞に際し一言御礼を申し上げます。

卓越した技能表彰「現代の名工」に拝しました事は誠に身に余る光栄です。これも偏に全国鍍金工業組合員の方々や長年に亘り御指導下さいました弊社の創業者であり、無き梅田秀雄様の温かいご支援の賜物であり、また今日を迎えられたのも弊社の会長、社長のおかげと深く感謝しております。

この栄誉は初心を忘れず日本の表面処理の発展に尽力し、微力ながら後任の指導・育成に尽力していく所存でございますので、今後とも皆様の温かいご支援を戴きますよう宜しくお願いします。」と謝辞を述べた。

これを受けて職業能力開発局の伊藤正史能力評価課長が「皆様こんにちは、ただ今御紹介与りました厚生労働省職業能力開発局で能力評価課長をしております伊藤でございます。本日、全国鍍金工業組合連合会第52回全国大会の開催に際しまして、来賓を代表して一言お祝いの御挨拶を申し上げたいと思います。

本日のこの全国大会、このように全国各地から多くの会員企業の皆様方、また、御来賓・関係者の皆様方、多数御臨席のもとこのように盛大に開催されます事、まずもってお祝いを申し上げたいと存じます。

また、栗原会長様をはじめとする鍍金工業組合連合会及び役員、企業の皆様方、日頃からめっき産業の振興にあわせ、私ども厚生労働行政、とりわけ人材育成、職業能力開発行政推進に多大なるお力添えを頂き、また本日表彰の対象ともなりました「めっき技術コンクール」を始めとする、独自の人材育成の取り組み、産業界全体の範となる大変先進的なものと私ども認識をしておりまして、日頃からの人材育成の取り組みとその実に敬意を表し、また御礼を申し上げたいというふうに思っております。

また私、本日は大臣表彰授与の大役を頂戴したところでございますけれども、本日特別功労賞、組合役員表彰、環境整備優良事業所表彰、さらにめっき技術コンクール表彰、プレミアムアワード、さらには卓越した技能者表彰、各賞受賞された皆様方、誠におめでとうございます。

日頃からの御研鑽に敬意を表すと共に心からお祝いを申し上げたいと云うふうに存じます。

私ども厚生労働省職業能力開発局、日頃からめっき産業をはじめとする各産業界、また関係省庁とも緊密に職業訓練、技能検定、先ほど会長様から御紹介を頂きましたがアビリンピックや技能五輪全国大会といった技能競技大会さらには技能者表彰こうした各範の取り組みを通じまして、それぞれの産業分野を支える人材育成、能力開発に日頃から取り組んでいるところでございます。申すまでも無く我が国の産業・経済・競争力、さらには地域や国民生活を支えますのは、めっき産業を含めてのものづくり産業、またこれを支える技術技能者をはじめとする人材であると私ども考えております。政府の日本再興戦略の中でも、改めて「ものづくり」分野の人材育成がその重要な柱に位置づけがなされているところでございます。

厚生労働省と致しましてはこうした政府方針、さらには各産業界の要請を踏まえながら各業界、また企業との連携を一層強化をしたい、また産業界の人材ニーズをいっそう繁栄した形で職業訓練、技能検定等私共所管する施策のブラッシュアップを図りつつ若者をはじめとする各人材にこうした仕組みを積極的に活用頂きながら能力開発、人材育成を進めていきたい、このように考えているところでございます。めっき産業におかれましては冒頭栗原会長様の御挨拶の中でも触れられましたように国内外の経済環境変化の中で様々な経営上また事業運営上の課題に直面をされ、またそれを克服すべく業界挙げて積極的な取り組みを進めていらっしゃいます事に私ども厚生労働行政としても改めて敬意を表すものでございます。

私共と致しましても所管する技能検定をはじめとする各科の施策に連合会の皆様また会員企業の皆様に一層のお力沿いを戴きつつめっき技術コンクールを始めとする独自の人材育成の取り組みとあいまって、本協会を支える人材育成さらには産業振興の実が一層上がります事を強く期待をし祈念をしている処でございます。最後になりますが本日の全国大会を一つの契機と致しまして本連合会また会員企業の皆様方の一層の御発展さらには全国各地で現場を支えるお一人お一人の技術技能者の皆様方の一層の御健勝と御活躍を祈念致しまして大変簡単ではございますけれども私からの御挨拶と代えさせて頂きたいと思います。本日は誠におめでとうございます。」と祝辞を述べた。

表彰式が終わり栗原会長が議長となり議事に入った。議長の指名により近藤専務理事が①の第51回全国大会の決議事項の経過と②のブロック会議の報告がなされ、報告事項は終了し、③大会宣言案提出(意見発表)の審議に入り、提案議案の趣旨について田代情報国際委員長が「創設したプレミアムアワードは世界一の品質を誇るめっき技術を内外にアピールし世界からの受注と日本のめっき技術の優位性を高め、受注機会や領域拡大の一助を目指すものである。

また、めっき技術コンクールの価値の向上とその参加意欲が『ひとづくり』を育む波及効果も期待される。

めっき業界の活性化と我が国における基盤産業の価値を高め、めっき事業者が夢と希望を持って未来を拓くよう願う」と宣言案を提案した。

議長がこれを会場に諮ったところ満場の拍手で承認採択された。議長は本スローガンを業界の総力を上げて推進していく旨を宣言し議事を終了した。

最後に大村常任理事、鈴木常任顧問、姫野顧問理事、伊藤常任顧問が一言づつ挨拶を述べた後に万歳三唱を行い、無事に第52回全国大会が終了した。

その後会場を移し嶋田総務副委員長の司会進行で懇親会が開催された。


栗原全鍍連会長の挨拶全文

栗原会長

全鍍連の会長を努めております栗原でございます。

本日は全国より早朝から全国大会に駆けつけていただきまして本当にありがとうございます。

皆様方には常日頃より御支援御協力を頂いております事、高い席ではございますがまずは御礼申し上げたいと思います。ありがとうございます。

本日は御来賓に厚生労働省職業能力開発局能力評価課長の伊藤様をはじめ、多くの御来賓の皆様方に御列席をいただきながら、全国大会を始める事は、本当に主催者として喜びにたえません。伊藤課長様は本来であれば一番最後までいていただきたいのですが、今日は名古屋のポートメッセでアビリンピックが今日、明日、明後日の3日間ございます。その主幹課の課長さんでございます。去年もぶつかりまして、去年のそれは私が1週間前に伺いましたら、「いやあ丁度今、予定が入っちゃった」とのことで、今年はこちらの方に是非と言う事で来ていただきました。ですから終わったらすぐに名古屋にこれから行く、と非常にタイトな中、本当に有難うございます。

コンクールでございますが、表に飾ってありますね。皆さんに見て頂いたと思いますが、私も今回初めてと言って良い位、コンクールの場に立ち合わせて頂きました。いやあ、本当にすごいですね、甲乙つけがたいというのはこう言う事を言うんだな。見ただけでは全然分からない、全て満点がずらっと並ぶんですね。それだけレベルが高い。それじゃあ何で順位が決まるんだろうというと、どうやって決めるんですか?と聞いたら裏表のミクロン単位のコンマ何ミクロンの誤差で大臣表彰その他が決まっていくと言う、ある意味では運もあるのかな、という感じもする訳ですけれど。まあもちろん運では取れないでしょうけれども、また運も無ければ取れないのかな、と思うんですが、とにかく、見て目は全部満点でもですね、測定値でもほとんど似たような方が上位を占めている。という事でかなり狭き門だなという感じが致しました。まして今年は280件の応募があったのです。今までは230数件という事で約50件近い応募がプラスになったのですね。そうしますと、益々狭き門になってきていると・・・、その中でやはり厚生労働大臣表彰を取られたというのは、実力と全てを兼ね備えた方だなと言う事で、これから表彰を後で行われますが、本当におめでとうございますと言うふうに申し上げたいと思います。

また、先日、技術の伝承でですね、現代の名工という事で、めっき業界より推薦しまして、その名工に指定をされたというか取られたというか、富山のユニゾーンの橋本様が現代の名工に今回選ばれました。本当におめでとうございます。

めっきの技術というのは伝承されなければならない。そうしないとやはり、海外とあまり差が無くなってしまう。何が違うかというと、向こうで出来ないものが出来るという事でなければ、仕事というのはいつまでたっても日本に戻ってはこないのではないか。値段だけでふらふらしてしまうのではないかなと思います。

昨年のスローガンで「日本の力・めっきのちから」という事で、ものづくりの源泉は人づくりにありという事で、伝承をする、技術の伝承をするという事を念頭に置いたスローガンでございまして、是非、皆様方には来年は大臣表彰を取って頂くように頑張って頂きたいな。と同時に全国中央会の高橋専務理事にですね、表彰旗に中央会の名前がございませんね。来年はいかがですか?この中に中央会の名前を付けて下さい。とのお話をしております。

多分来年は増えるのではないかなと思っております。専務、よろしくお願い致します。少し多弁になりました。

今、円が非常に安くなって、海外での物が少し戻ってきているよといった話がちらちらと入って参りました。今日の新聞あたりはですね。日刊工業新聞さんではそんな記事を書いていましたね。日本に戻ってきていると、そういう仕事が増えてきていると言う話が、たしか2面か何かに書いてあったと思いますが、それとは別にホンダ自動車さんが、つい数日前、3,4日前でしたか、日本で売るというか、造る車においては日本製の部品を採用する。という事を明言しておられるという事が載っていました。

円が安くて戻ってきているというのは非常に嬉しいのですが、円が高くなっても戻ってくるように日本じゃなければ出来ない。というふうな事に是非していきたい。と思います。そのためにも全鍍連としても頑張っていきたいと思いますので一つよろしく皆様にも御指導御協力をお願い申し上げます。これから全国大会と懇親会、と時間が長くなりますが是非皆さん最後までお付合い頂ければというふうに思いますので宜しくお願い致します。

本日は誠に有難うございました。