駒沢工業株式会社
株式会社 中央製作所
日本カニゼン株式会社
 笠原理化工業株式会社
株式会社 三社電機製作所
株式会社ワールドメタル
株式会社 山本鍍金試験器
共和機器製作所株式会社
株式会社 オカダテックス 有明鍍研材工業株式会社
中央化学株式会社 株式会社JCU
富士電機工業 株式会社 日本表面化学株式会社
ミナモト電機株式会社 日進化成株式会社
大原研材株式会社 株式会社 ヒキフネ 有限会社シンワ電熱
常木鍍金工業株式会社 奥野製薬株式会社
谷口ヒーターズ 日本プラント工業株式会社
新共立化工株式会社 Bagazine

全国鍍金工業組合連合会第53回全国大会

第53回全国大会宣言(スローガン)

「日本の力 めっきの力」
‐ 変化にチャレンジ めっき業の誇りと業界の絆 ‐

2015.12.10

手製造元メーカーによる海外生産比率及び海外売上高比率は約4割の水準に近づき、海外事業の比重が高まってきています(輸出金融機関調べ)。今までの経営戦略は、中国、ASEAN諸国内で拡大する需要の取り込みを強化してきましたが、今や一定規模の事業を行う水準に達しており、今後、中国、ASEANを中心とした分業体制を強化し、当該国・地域と経済関係の強い国・地域を中心に海外事業を強化・拡大する姿勢にあります。

方、国内事業について現状維持又は拡大の姿勢に変化は見られず、国内マザー工場としての機能向上と生産水準を高めながら、新製品の開発や高付加価値化、成長分野への研究開発投資に注力していくと見られます。

のように、電気めっき業界を取り巻く経営及び事業環境は変化しています。この状況下において、電気めっき業が取り組んでいく課題は大きく三つあります。一つは、様々な環境問題の変化に向き合い、事業を維持すること、二つには、めっき技術コンクールの変化に対応し、新たに技術・技能向上のあり方を検討すること、三つには、リスクという事業継続の変化に向き合い、受注機会の拡大と適正な取引の対応を推進することがあげられます。

つめの環境問題では、ほう素、ふっ素、亜鉛等の暫定排水基準の対応があげられます。品質面においてめっきの品質に支障をきたすとの意見もあり、今年5月の理事会で承認された通り、引き続き、暫定排水基準の延長を国に要請し、電気めっき企業が事業継続できるよう対応していきます。事業環境の変化では、改正労働安全衛生法の対応です。「ひとづくり」には労働環境の対応、作業環境の向上が不可欠となっています。二つめのめっき技術コンクールの変化では、今年度、めっき技術コンクールの参加件数がはじめて300件を越えました。同コンクールは四半世紀もの歴史がありますが、電気めっき業がより一層、技術・技能の高度化を図るには、今あるコンクールの存在価値の変化を見極め、新たな目標と価値の向上等について検討を行う時期ではないかと考えられます。そして、三つめのリスクという環境変化では、環境マネジメント規格ISO14001が今年9月に改訂され、はじめてリスクと機会の概念が導入されました。はじめて自然環境などが事業継続に及ぼす影響という適応策が含まれ、今後どのようなリスクが起こりうるか、こうした対応如何によって、新たな受注機会の拡大と適正な取引にもつながっていくチャンスでもあります。

のため、本大会のサブサローガン「変化にチャレンジ めっき業の誇りと業界の絆」は、上述した三つの変化に業界全体がどう対応していくのか、また、電気めっき業が永続的な力とするには、足元を強固にしながら、どのように事業に取り組んでいくのかが重要となっています。このことから、世界一のめっき技術に「誇り」を持ちながら、今後、めっき事業者が向き合うべき様々な変化に挑戦するには、業界、会員組合、組合員、そして何よりも「人材」の団結が不可欠です。変化に柔軟に対応するには、業界が一丸となって取り組んでいこうという願いが込められています。