キッズエンジニア2016開催報告

公益社団法人 自動車技術会(会長 松本宜之)は、2016年8月5日〜6日の2日間にわたり横浜市のパシフィコ横浜にて「キッズエンジニア2016」を開催した。
 キッズエンジニアは、小学生を対象にした体験型学習イベントで、自動車に係わる様々な分野の科学技術やものづくりに興味を持ってもらうことを目的に2008年より毎年開催しており、今回で5回目の横浜開催は、2014年以来となる。
 自動車メーカーや部品メーカー各社がプログラムを企画し、29件のプログラムが行われ、2日間の開催で計6,484名の来場者があり、会場は連日多くの親子連れで賑わった。
 プログラムは、子供たちに興味関心を持たせるような、各社の特徴や持ち味のある工夫を凝らしたものになっていて、主に現場で活躍しているエンジニアにより進行される。
 内容は、実際に手を動かして部品を組み立て動かしたり、またパソコンを使用してのデザインやプログラミングを考えるものが行われた。
 カラーペンを使って絵を描いたり、フェルトや毛糸、モール、ボタン、どんぐりなど身近にあるものを使用してデコレーションをしたりと、個性あふれる作品が出来上がっていて、積極的に手を挙げて質問をするなど“本物のエンジニア”のような面持ちでプログラムに取り組む子供たちの姿が見られた。
 また、救急車やハイパーレスキュー隊の特殊車両などの展示には、見るだけでなく乗車することができるため子供たちには大盛況だった。


≪今回初登場の教室プログラム NEW≫

【No.16】バーチャルな3次元空間を作ろう‐自分のテーマパークをつくろう!

パソコンを使って、道路のデザインをしている。そしてハンドルを操作して、完成した道路上で車を走らせた

【No.12】燃料電池教室−水素で走るラジコンカーで遊ぼう

水素で走るラジコンカー。燃料電池の仕組みについて学んで、ラジコンカーを走らせるのに夢中になっていた

【No.13】2輪駆動と4輪駆動車の違いってなに?模型を作って走らせよう。

段差のあるコースを走らせて、2輪と4輪駆動車の違いを学んでいた

【No.11】クルマのなかはどうやって動いているの?

カットモデル等の展示物を見て、車が走る仕組みを学び、いつもは見ることができない車の内部を子供たちは珍しそうに眺めていた

【No.29】地球環境問題を解決するための実験

東京理科大学の川村康文先生が講演を行い、ペダルを漕ぐことで発電する自転車を用いて、ブラウン管テレビと液晶テレビではいかに必要とする電力量が違うのか。電気の大切さ、そしてそれを生み出す科学の面白さについて学んだ