平成28年度(第59回)埼玉県めっき技術競技会並びに排水管理優良事業所表彰式

2017.2.10

平成28年度(第59回)埼玉県めっき技術競技会並びに排水管理優良事業所表彰式が平成29年1月17日埼玉県さいたま市大宮区にあるパレスホテル大宮で開催された。

 定刻となり司会進行役の技術委員会の緑川理事が開会宣言を行い、開会の言葉を吉田副理事長が季節の挨拶と参席に対する謝辞を述べ、本日は長時間になるが宜しくお願いしたいと述べ開会の言葉を述べた。
 続いて会式に先立ち、埼玉県鍍金工業組合の黒澤理事長が時節の挨拶を行い、恒例となっためっき競技会表彰と排水優良表彰について「今回で59回目であり、組合が出来てから50周年なので、組合結成前の10年ほど前からめっき競技会が開催されていたといった伝統がある。また、これに関しては埼玉県産業技術センター様には大変お世話になっている。
 排水管理においては埼玉県並びにさいたま市の環境課の皆様に永い間御指導を頂いている。改めて感謝と御礼を申し上げる。我々の上部団体の全鍍連が、昨年暫定排水基準が5年ほど延びた。各都県の組合から色々と要望が上がり、全鍍連が全国の組合からの希望や要請をまとめて国へ要望を堤出し、暫定が5年ほど延びた。このような事が組合の大きな役割だなと思う。これからも組合の活動に御協力をお願いしたい」と挨拶し、次に主催者を代表して埼玉県産業技術総合センター長の中村氏が「いつも県の産業技術行政に御理解・御協力を頂き感謝申し上げる。また、本日お集まりの受賞者の皆さん本当におめでとうございます。沢山の応募者の中で熾烈な競争の中から優秀な成績を収められたことで、日頃の研鑚に敬意を表する。これからもこの名に恥じないように頑張って頂きたい。60年以上続いている事に組合幹部や組合員各位の努力で長く続いているのだと敬意を表する。技術の向上には2つのテーマがあると思っている。一つは先輩方や自分たちの作り上げてきた技術を磨きあげるといった側面と、もう一つは自分たちが新しく作り上げて商品に磨きあげて行くといった二つの側面が技術の向上にはあると考えている。前者のテーマは品質向上やコストダウンに寄与して競争力を高める。後者のテーマでは新たな市場を作り、売上を伸ばす事が出来、それぞれの会社はどちらも大切になるので両方を進めて行って会社に貢献してほしい。皆さんは優秀な成績をおさめられた。今申し上げた2つのポイントを頭の中において活動していけば技術の向上につながると思う」と挨拶し、来賓挨拶として埼玉県環境部の加西部長が来賓の挨拶として「本日の表彰式にお招き頂き、また本県の水環境保全に御協力を賜り感謝申し上げる。本日表彰を受けられる方々には敬意を表する。色んな取り組みのおかげで昨年の県内河川の水質の改善が目覚ましくBODの環境基準の達成率が98%となっている。埼玉県鍍金工業組合が長年行っている排水管理指導を行っている事は地域に密着した企業の取り組みとしてとして大変心強く思っている。これからも組合員の皆様にも排水管理や水環境の保全に御尽力頂くようお願い申し上げる」と述べた。
 続いて来賓の紹介があり、席から立ち上がり挨拶した。
 次に平成28年度(第59回)埼玉県めっき技術競技会の経過報告が新谷委員長より報告された。
 続いて賞状授与となり、高岡副委員長が受章者を呼び出し、埼玉県知事賞と埼玉県産業労働部長賞、埼玉県産業技術総合センター長賞を 埼玉県産業技術総合センターの中村センター長がプレゼンターとして授与し、埼玉県中小企業団体中央会長賞を埼玉県中小企業団体中央会の渡部専務理事が授与した。
 埼玉県鍍金工業組合理事長賞と「日本鍍金新報」産業通信賞を黒澤理事長がそれぞれに賞状を授与し、フジサンケイビジネス賞を日本工業新聞社埼玉支局の大家氏が授与した。
 講評を元富士電気機器制御㈱工場主任の特級電気めっき技能士の山崎健次氏が行い、「めっき品の価値は均一電着性、耐食性、外観の3つで決まる。審査基準は膜厚、外観、耐食性について審査した。今回は優秀な作品が多く、外観検査において大変苦労をした。今回は非常に僅差で順位が決定し、昨年よりも獲得平均点数が高くなっている事をみると技術の向上が認められた」と講評を述べ、埼玉県めっき競技会表彰が終了した。
 次に引き続いて埼玉県鍍金工業組合が主催する表彰式の排水管理優良事業所表彰式へと移り、排水管理優良事業所の経過報告が 同組合の渡辺環境委員長よりあり、吉野環境副委員長より受章者の発表があり、黒澤理事長より賞状やプレートの授与が行われた。
 すべての表彰が終了し、受賞者を代表して㈱精硬クローム工業の田中社長が「このように栄誉ある賞を賜りました事を受章者を代表して御礼申し上げる。日本のめっき技術の発展は高度成長期の産業を支え、どの国にも負けない素晴らしい技術として確立され、現在最先端分野から日常分野まで無くてはならない大切な技術となっている。我々の技術はこれからの我が国の産業を支える技術と確信している。技術の向上や社業の発展、めっき業界の発展のために邁進する所存である。これからもご指導ご鞭撻を賜るようお願い申し上げる」と謝辞を述べ、最後に埼玉県産業技術センターの堤氏の講演会が開催され、講演終了後に同鍍金工業組合の伊藤副理事長が閉会の言葉を述べ、平成28年度(第59回)埼玉県めっき技術競技会並びに排水管理優良事業所表彰式は閉幕した。

平成28年度(第59回)埼玉県めっき技術競技会 審査結果

受賞した試験片 受賞した試験片