年頭所感

2017.2.10

(一社)日本溶融亜鉛鍍金協会 理事長 田中 雄



新年あけましておめでとうございます。
昨年を振り返りますと、アベノミクスの再起動、東京五輪需要関連の期待をもってスタートいたしました。その期待に反し、会員の生産量は前年同期比△7%と低調な結果となっていますが、一時的な「下振れ」時期かなと楽観的に捉えております。但し、2021年以降は需要が厳しくなると予想されており、その準備は今からしっかり行っていくことが肝心と考えます。
 さて、翻って当協会の今期事業進捗について、以下の通りご報告申し上げます。
まず、需要開発の切り札として5年前から最優先課題として注力して参りました「溶融亜鉛めっき鉄筋」に関しましては、当協会から土木学会並びに一般社団法人 建築研究振興協会に委託し、亜鉛めっき鉄筋を用いた鉄筋コンクリートの設計施工指針を策定するための委員会を立ち上げて頂いております。現在、大学研究所、スーパーゼネコンの委員の方々とめっき分野の委員が一丸となって、指針策定に向け活発な活動を行っております。
 また、溶融亜鉛めっき技術者の知識の底上げに繋がる国家検定である技能検定試験支援事業、溶融亜鉛めっきに係るJIS規格の改訂を担う標準化事業も協会活動の根幹をなすものですので、今迄通りしっかり支援・検討を行って参ります。
 さらに、カドミウムの排出規制強化、化学物質リスクアセスメント、土壌汚染防止対策にも適切に対応して参ります。
 関係者の皆様には、今まで以上のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、新年のご挨拶に代えさせて頂きます。