東京都鍍金工業組合 第51回通常総代会及び
東京鍍金公害防止協同組合 第46回通常総代会を挙行

2017.7.25

東京都鍍金工業組合第51回通常総代会及び東京鍍金公害防止協同組合第46回通常総代会が東京都文京区にある東京ガーデンパレスで5月26日15時30分より開催された。

神谷理事長と執行部役員

定刻となり関係物故者や九州地震の被害者への黙祷を行った後、司会進行役の西河栄二専務理事が総会成立の報告を行い、総会開始を宣言した。
 続いて開会の辞で遠藤清孝副理事長が「ご多忙の中多数の御出席を頂き感謝申し上げる。毎月の組合景況調査にによると景気は少しづつ上向いているようで、我々にとっては良い風が吹いているようだ。しかし業界では問題が山積しており、組合としては環境対策や人材育成の課題にしっかり取り組み組合運営に努めてまいりたいので御支援御協力をお願い申し上げる」と延べ開会の辞を行った。
 次に理事長挨拶で神谷博行理事長が「本日は総代会各位及び関係者の御列席のもとで総代会が挙行される事を心より御礼申し上げる」と開催に向けた御礼の挨拶の後、「昨年は英国のEU離脱、トランプ氏のアメリカ大統領選勝利等、想定外の事が起きた。
 今年に入ってもお隣の韓国では文在寅大統領の誕生、北朝鮮の核・ミサイル開発、中国が主導する【一帯一路】経済圏構想など世界を取り巻く状況には不透明感が漂っている。
 一方、国内に目を移すと先に内閣府が発表した今年1~3月期の国内総生産速報値は前期比0.5%増、年率換算で2.2%増で5四半世紀連続のプラス成長であった。景気拡大局面が続いていると言えるがけん引役は世界経済の回復に伴う輸出で個人消費も0.4%増と前期から好転したものの力強さを欠いたままだ。
 こうした中めっき業界では昨年の売上高、受注量とも不安定ながら改善を示している。しかしながら中国経済回復の兆し等から材料価格が上昇しており、設備投資も一進一退で推移すると言った状況で、めっき業界にとって厳しい経営状況には変わりはない」と情勢を解説した後、「厳しい経営環境の下、めっき業界が抱える環境規制問題や人材育成・強化等、問題が山積する重要課題の解決に向け改善等に取り組むと共に適切な対応が講じられるように国や東京都に働きかけを行ってきた。
 排水規制について、暫定基準が延長された。今後益々環境規制が厳しくなる中、中小企業が対応できるよう生産性向上のための設備更新への助成措置として、東京都の平成29年度予算において【受注型中小企業競争力強化支援事業】の拡充等が盛り込まれた。
 また、東京都に設置された排水処理技術に関する総合相談窓口の活用を促すと共に、排水処理技術について全鍍連と連携し、早期に調査研究・開発を推進して行く。
 土壌・地下水汚染対策についても土壌汚染対策アドバイザー派遣制度の継続や土壌汚染対策セミナーの開催等、土壌対策関連予算が東京都の平成29年度予算に計上される事となった。
 大きな柱の1つである人材育成・強化については、組合併設の高等職業訓練校の運営を中心に技能検定試験等の資格取得の普及に努めた。技能検定について昨年度は前年度に比べて受験生は7名増加し、特級技能の合格者も輩出するなど有能かつ高度な技術者等の育成を図る事が出来た。
 一方、公害防止協同組合の運営については昨年に続き計画を上回る集荷量を確保できたが処理斡旋事業は低調に推移していると言わざるを得ない。今後とも役職員一丸となって処理斡旋事業の発展に向け全力で取り組んでまいる所存だ。私共を取り巻く経営環境は依然として厳しい状況にはあるが、組合組織や組合ネットワークを活用して両組合が抱える様々な課題の解決に向け、執行部一同は引き続き全力で取り組んでまいる所存なので重ねて皆様からの御支援御協力を賜るようお願い申し上げ、本日の総代会での慎重な御審議と円滑な進行をお願いする」と延べ挨拶した。
 続いて議長選出となり場内から司会者一任の声がかかり、木村秀利顧問が指名され会場に諮ると満場一致の拍手で選任された。
 次に議案審議となり、1号議案(決算・監査報告)、2号議案(予算・賦課金徴収)、3号議案(借入金残高の最高限度)、4号議案(役員報酬)、5号議案(理事・監事任期満了に伴う選任)が審議された。
 議案審議が始まると1号議案の「平成28年度事業報告及び決算・余剰金処分承認の件」で議案説明を最初に西河専務理事が行い、監査報告を野上敬監事が行い議長が場内に採決を求めると満場一致の拍手により承認可決された。
 2号議案の「平成29年度事業計画及び収支予算・経費の賦課徴収方法決定の件」も西河専務理事の議案説明の後、採決では満場一致の拍手により承認され、3号議案の「平成29年度借入金残高の最高限度額決定の件」、4号議案の「平成29年度常勤役員報酬決定の件」も最初に西河専務理事の議案説明の後、採決となり満場一致で承認可決された。
 第5号議案の「理事及び監事任期満了に伴う選任の件」で、本年度が理事・監事の改選期となるため、理事・監事の選任について審議が行われた。
 候補者は選挙以外の選出方法とすると場内の拍手により決定され、事務局が、43名の理事候補名と5名の監事候補名を報告した。
 議長がこの採決を場内に諮ると場内異議なしの声が有り、異議もなく新たな理事と監事が承認された。
 新たに選任された理事が別室で第1回理事会を開催する間に総代会は暫時休憩となり、理事会が終了し総代会が再会されると新執行部の役員が報告され理事長には神谷博行氏が再任された。

総代会会場

 以上で議案審議すべてが終了し、東京都鍍金工業組合の第51回総代会は無事に終了した。
 続いて休憩を挟み東京鍍金公害防止協同組合の第46回通常総代会が開催され工組の総代会と同じに司会進行役を西河専務理事が勤め、議長に木村顧問が選出されて、1号議案(決算・監査報告)、2号議案(予算・賦課金徴収)、3号議案(借入金残高の最高限度)、4号議案(役員報酬)、5号議案(理事・監事任期満了に伴う選任)が審議され、すべてが承認可決され東京鍍金公害防止協同組合の第46回総代会は終了した。
 両総代会が終了した後に退任役員感謝状贈呈が行われ、細井碧氏に神谷理事長から感謝状が贈られ、感謝状贈呈後に細井氏が謝辞を述べた。
 続いて十日会賞表彰式が行われ、石崎利一氏が受賞した。受賞者の功績披露を刈宿充久選考委員長が解説し、表彰状贈呈で神谷理事長が石崎氏に授与し、記念品贈呈では八幡義一十日会会長が石崎氏に記念品を贈呈した。
 次に受賞に対する謝辞を石崎氏が「御紹介頂きました石崎です。本日、十日会賞を受賞出来ました事に対して、組合員の皆様はじめ関係者の皆様に感謝申し上げます。この受賞は私一人の力では無く諸先輩方、組合員の皆様、事務方の皆様など色々な方々のお力添えを頂き受章の栄に良くする事が出来ました。皆様方のお力を今後ともお借りしながら、精進してがんばって行きたいと思いますので、ご指導ご鞭撻を宜しくお願い致します。」と述べた。
 以上ですべての総代会の議題が終了し、刈宿副理事長が閉会の辞を行い無事に終了した。
 総代会が終了し、会場を2階の天空に移し小池東京都知事や多数の来賓を集め、懇談会を開宴した。

小池東京都知事