全国鍍金工業組合連合会 平成29年度通常総会

2017.7.25

新会長に大阪鍍金工業組合理事長の森𦚰隆氏が選任される

全国鍍金工業組合連合会の平成29年度通常総会が5月29日13時30分より機会振興会館6階で開催された

栗原前会長(左)と森𦚰新会長(右)

 定刻となり池田総務委員長が司会進行役を務め開会した。
 神谷博行副会長が「皆さんこんにちは、本日は、お忙しい中お集まりいただき本当に有難うございました。
 全鍍連の景況の報告は皆さんに届いていると思いますが、昨年の景気は前年度比マイナス2という事でありました。マイナス2という事でまあまあやっていけるのではないかと言っていいのかなと思います。
 私共東京では先週の金曜日に総会を行いました。その席に小池ゆり子都知事が来られてお話を頂きましたが、その御話の中で、「めっきやさんなのだから金メダルね」という話が出たのですが、「ごめんなさい。めっきでは無く、違うやり方で」という話になりました。
 それは、金の含有率が0.12%ということで、まるで預金金利みたいな数字ですが・・・。金メダルが1㎏だと12gが金となり、今、5000円なので6万円。そういう様な形で行くらしいです。
 ただ、私の思いとすれば(4年も頑張った選手にあげるので)もっと高くしても良いのではないかと思います。
 東京都は豊洲に移らない事で経費が毎月26億円掛かっているのだから、そんなしけた6万円のものではなく、60万円の金メダルを出してあげても良いのではないかと思いますが、5400セット位造らなければならないらしいので、パラリンピックも含めたら相当の数のようです。
 その前にオリンピックのバッジの事がありまして、一番最初はメッキだという事だったのですが、途中で裏切られて中国で造られたという事が御座います。まさか金メダルはそういう事はないとは思いますが、多分日本の技術を託してやってくれると思います。
 今日は理事会と総会を兼ねてという事になっております。総会等皆さんのところでも議員さんとか色々な方達がいらっしゃると思いますが、日本の基盤産業を支えているのはめっき屋さんだと皆さん仰っているので、我々もそのつもりで日本の産業を支えているという意識で皆さん頑張りましょう。
 という事で、これから理事会と総会とを開会させて頂きます」と述べて開会の辞を行い開催された。
 次に主催者を代表して栗原会長が「皆さんこんにちは、本日は大変お忙しい中、朝早くから全国から総会に御出席頂きましてありがとうございます。また、常日頃は全鍍連の為に皆様方には大変、御支援・御協力を頂きまして重ねて御礼を申し上げたいと思います。誠にありがとうございます。
 只今、神谷副会長がメダルの話をされておりました。私もその場で伺わせて頂いておりましたが、ブラジルのメダルはメッキがはがれて来たらしいですね。日本でやるメダルは絶対はがれたらまずい。どこでやるのかなという事を心配しておりまして、みっともない物は創ってほしく無いなと思います。
 また、各地の総会で今回は7箇所ばかしお声を掛けて頂きました。その中で色々と伺いましたのが、その事はこの後の挨拶に残しておきたいと思います。その他にも色々と御声を掛けて頂いたのですが、日程が重なって行けなかったところが多々ございました。行けなかった所には大変申し訳なかったとお詫び申し上げます。
 今年の春の国家叙勲褒章で多くの方が叙勲褒章を頂きましたので、ちょっと御披露させて頂きたいと思います。
 旭日双光章という事で隣にいらっしゃる伊藤前会長が愛知の理事長時代に頂きました。そして同じく旭日双光章を神奈川の薄衣さんが頂きまして、そして愛知の鈴木泰造さんが黄綬褒章ですね。本当におめでとうございました。それともう一人、近藤前専務理事が瑞宝双光章ですかおめでとうございます。という事で4名の方が頂きました。皆さん拍手で祝しましょう(拍手)。本当におめでとうございます。これだけ多くの皆様が頂くというのはなかなか無い事ですので本当に素晴らしい事だなと心からお喜び申し上げたいと思います。
 それともう一つ、これは御礼とお願いが御座います。
 めっきコンクールですが、先ほども話題になっておりましたがクロムと亜鉛の3部門が大臣表彰が頂きました。これが今年から硬質クロムと無電解ニッケルが大臣表彰を頂けます。全部で5部門となります。
 ブロック会議でなんで他のめっきは大臣表彰にならないのか、硬質クロムと無電解ニッケルはと言われまして、技術委員会でかなりもめましたが見切り発射でやろうという事になりましたので、担当官庁に行きましたら頂けるようになりました。
 それも、私が4年前に会長を仰せつかった時には応募件数が230件だったのですが昨年は351件になりました。4年前から100件以上増えております。これが評価をされて、めっきは頑張っているので新しく大臣賞を作ってもこれなら大丈夫だろうという事で厚労省さんから頂ける事になりました。それだけに皆さんには是非に中折れしないように参加をして出品をして頂きたいというお願いで御座います。
 まだ、見切り発車という事ですので完全な基準とかが漏れているところが御座います。という事は出して頂いた方々には大臣表彰という可能性がまだまだ有るという事ですので、是非、ご自分で努力をして出して頂ければと思います。
 これにつきましては今お話ししたように230件から351件で大変な数字なのです。
 それまでは100何件から200件位の数字でして、これは担当の山田副会長並びに技術関係の委員長さん副委員長さん等、多くの皆さんにそれだけの努力をして頂いて、それだけの数を集めて頂いたのが数字につながったという事で御座います。
 本当にこれに付きましても御礼を申し上げたいと思います。そして、私の時にこの数字が出来たという事を非常に嬉しく思っております。
 その他にも色々ございますが、あまり長くお話を致しますと御時間がなくなりますので、この辺で議事の方に移らせて頂きます。
 皆様方のお力によってこの総会並びに理事会がスムーズに進む事を御祈念申し上げまして、お願い申し上げまして私の挨拶とさせて頂きます。
 宜しくお願い致します」と挨拶を行った。
 議事審議に移る前に岸賞の表彰となり、受賞者功績発表を神谷篤副理事長が行い、栗原理事長が受賞者の田代電化工業の田代氏に贈呈された。
 続いて受賞者の田代氏が「田代で御座います。大変名誉な賞を頂きまして大変感謝しております。
 最初は国際委員会に東京の組合から出して頂きまして、何も分からないのに、ここにいらっしゃいます東北のスズキハイテックの会長、また栗原会長にはずうっと一緒にやらさせて頂き面倒を見て頂きまして、金魚のフンでは無いですが、ずうっとくっついて歩きました。大変勉強になりました。
 それから、【霞が関子供デー】については、”そういう事もやるんだ”というのが最初の印象でした。その当時に国際委員会と情報委員会がくっついて情報国際委員会という形になってやって来ました。
 最初のうちは【霞が関子供デー】も大した事無いというか何となく期待はずれだったのですが、2年3年経って行くうちにどんどん盛況になって来まして、これも東京組合の神谷副会長にお世話になりまして、まだまだ続けて行かなければいけないのかなというように思います。
 大変名誉な賞を頂きましたのでこれからも業界の発展のため、まだまだ頑張って行きたいと思いますので、宜しくお願い致します。
 大変ありがとうございました」と謝辞を述べた。
 次に議長選出となり、定款により栗原会長が議長に選出された後に議長席に就き、議案審議が開始された。
 審議に先立ち出席状況説明を清水専務理事が報告し、総会は成立要件を満たしていると報告した。
 次に議長が議事録署名人2名を指名し、東京の神谷理事と大阪の森脇理事が署名人に決定した。
 総会第1号議案および第1回理事会第1号議案の「平成28年度事業報告、貸借対照表、正味財産増減計算書、財産目録、収支計算書及び余剰金処分(案)承認について」の審議となり、清水専務理事が説明した後、笠間代表監事が監事を代表して監査結果を報告した。
 議長が会場に承認の議決を求めると満場一致の拍手により承認可決された。
 次に総会第2号議案および第1回理事会第2号議案の「平成29年度事業計画(案)および収支予算案承認について」が一括上程され、清水専務理事から説明報告があり、議長が決議を諮ると会場からは異議もなく満場一致の拍手により承認可決された。
 続いて総会3号議案および第1回理事会第3号議案の「平成29年度経費賦課および徴収方法について」が審議され、平成29年度議決権と選挙件数についての最後の1枠をにつき抽選を行い四国組合に決定し、満場一致の拍手により承認可決された。
 次に総会第4号議案および第1回理事会第4号議案の「任期満了に伴う役員の改選」についてと総会第5号議案および第1回理事会第5号議案の「任期満了に伴う役員候補者選考委員の改選について」が一括上程され役員選任の方法として選考委員による指名推薦となり、各地区から選出された役員選考委員を代表して、姫野役員選考委員長が理事候補者を報告し推薦した。
 議長が場内に採決を求めると満場一致の拍手により承認可決された。
 これで第1回理事会の議案審議が終了し、通常総会を中断して第2回理事会が開催された。
 第2回理事会では会長、副会長、専務理事、常任理事の役付理事とブロック推薦7名と会長指名3名の理事や5委員会の担当副会長や正副委員長、委員や名誉顧問、常任顧問、顧問、相談役、評議員を選任し議長や議事録確認者は第1回理事会と同じ議長に栗原理事、議事録確認者には神谷理事と森𦚰理事が務めて開催された。
 第2回理事会第1号議案の「平成29・30年度役付理事の選任について」と第2号議案の「常設委員会の担当副会長、正副委員長及び委員の選出について」を一括審議し、平成29・30年度の全鍍連会長に大阪府鍍金工業組合理事長の森??隆氏が選出され、副会長には東京都鍍金工業組合理事長の神谷博行氏、大阪府鍍金工業組合副理事長の池田伸一氏、愛知県鍍金工業組合理事長の神谷篤氏、九州鍍金工業組合理事長の山田登三雄氏、東北・北海道表面処理工業組合の島田博雄氏が選出された。満場一致の拍手により第2回理事会第1号議案と第2号議案は承認可決された。
 次に第2回理事会第3号議案の「名誉顧問、常任顧問、顧問、相談役、評議員の委嘱について」について審議し満場一致で承認可決された。続いて第2回理事会第4号議案の「特別賛助会員・賛助会員における入退会について」の審議となり、清水専務理事が入会2社、退会1社を報告し説明した。
 説明が終わり議長が場内に採決を諮ると満場一致の拍手で承認可決され、第2回理事会のすべての議案審議が終了し、閉会した。
 続いて通常総会が再開され、第6号議案の「常任役員に対する報酬額の限度について」と第7号議案の「借入金残高の最高限度額について」が上程され清水専務理事の説明の後に採決となり、満場一致の拍手で承認可決された。
 通常総会の議案審議がすべて終了し、栗原議長が新たに就任した執行部の方々の名前を読み上げた後に議長席を退席した。
 次に司会進行役の池田前総務委員長が栗原前会長に挨拶を促し、栗原前会長は「4年間御支援を頂きまして、なんとか職務を全うできたのかなという感じが致します。
 特に私は若手の方々の気勢だとか、女性経営者部会の活性化ですとか全鍍連を少しづつ変えて行って頂けるような方々の支援を行ってきたつもりで御座います。
 それも種を撒いて頂いた方々のおかげで御座います。種を撒いて頂いたのは、若手経営者の方では伊藤さんでした。女性経営者部会は梅田さんです。その種をまいて頂いた事に私が水をあげて育てたというだけで御座いまして、その方々や皆さんが一生懸命やって頂いたおかげで非常に素晴らしい全鍍連の活動が出来たのではないかなと自負しております。
 また、先ほど申し上げました技術委員会におきまして決定した大臣賞の件では、素晴らしい皆様方の活躍で以て、硬質クロムと無電解ニッケルの2つの大臣賞をつけて頂けたというのは、皆様の活躍の賜物ですし、本当に私は神輿の上に乗ってなんとかやってこれたなあという感じが致します。本当にこれも皆様方のおかげだと感謝申し上げる次第で御座います。本当に有難うございました」と述べて退任の挨拶を行い、新しく会長に就任した森𦚰新会長が栗原前会長と固く握手を交わし、栗原前会長からの引き継ぎの言葉に引き締まった表情から笑顔で答えた。

森𦚰新会長

続いて森𦚰新会長が「ただ今御紹介頂きました大阪組合の森𦚰で御座います。
 緊張のせいか総会のどこで私に決まったのか解らなかったのですが・・・(笑)。
 約半年程前にお声をかけて頂きまして、それからは本当に私で良いのかな?こんな私でも、という一種の罪悪感の様な気持ちになりまして、これから先の不安ですかね。心配というか、私に何が出来るのかという不安の中で少し挑戦する気持ちというか、せっかく声をかけて頂いたのだからという事で、少し前向きな考え方になりまして今日を迎えたのですが、半年間、然したる何の用意も出来ないままこの日を迎えてしまいました。
 栗原会長には2期4年という事で、私も傍で栗原会長の仕事ぶりを拝見させて頂きました。とてもとても私には同じようには出来る事では有りませんけれども、前会長を御手本にしながらなんとか近づけるように少しでも頑張りたいと思います。
 それと、今日発表して頂きました監事、役員の皆様と非常に長いお付き合いの方も沢山おられまして、非常に安心をしております。
 また、今日初めてお会いする方もおられますが、これから良い関係をつくっていけるように楽しみにしておりますので、是非、お付き合い頂けますようにお願いしたいと思います。
 なにぶんにも、こういう事で御座いまして皆様の御支援・御協力が無ければ前に進みませんので、どうかこれからも宜しくお願い致します」と新任の挨拶を行った。
 次に司会進行役の池田前総務委員長が退任される方々の名前を読み上げ退任される方々を代表して三浦修市理事に森𦚰新会長より感謝状が贈呈された。
 続いて森𦚰新会長から理事会の決定に基づき名誉顧問、常任顧問、顧問、相談役並びに評議員の委嘱を行い、すべての議案審議や次第は終了した。
 最後に山田副会長が「只今紹介頂きました山田です。今日は長時間有難うございました。お疲れさまでした。理事会並びに総会が皆様の御蔭をもちまして無事終了する事が出来ました。
 栗原会長2期4年大変お疲れさまでした。素晴らしい会長の傍でずっと居させて頂きました。本当に素晴らしい方だと改めて思います。
 また、新たに新会長になられました森𦚰さん。森𦚰会長はぐんぐんと引っ張って行く方だと私は思っております。是非皆さん、新しい新体制の下、皆さんの御協力と色々な御指導を頂きながら新しい体制で2年間頑張っていくと思います。どうぞ皆さん宜しくお願い致します。
 それでは閉会させて頂きます。有難うございました」と閉会の辞を述べ、全国鍍金工業組合の平成29年度通常総会および第1・2回理事会が終了し、会場を同館地下2階ホールにおいて懇親会を開催した。