【SURTECH2023】ケミカルタンク及び表面処理用治具を展示/化興
化興株式会社(長野県諏訪郡下諏訪町133-4/向井晶子社長/0266-27-7381)は1947年の創業以来、表面処理に関わる薬品・設備・インフラ等を含めた、様々な課題に対して、商社販売部門・メーカー部門・エンジニアリング部門を合わせ持っている強みを十分に発揮して、顧客の要求を十分に満たしながら環境性能も満足する製品・部材等を提案・開発をしている商社機能を持つメーカー。
その内のメーカー部門の製品であるケミカルタンク及び表面処理用治具についてはその耐久性・耐熱性・耐蝕性・使い勝手などで高く評価されている。
以下に今回のSURTECH2023に展示予定の製品も含めて紹介する。
◆化興ケミカルタンク複合シリーズ
□PP複合タイプ
接液材質:ポリプロピレン樹脂 PP
補強材質:ビニルエステル樹脂FRP
耐熱性・耐寒性 (タンク)-20~90℃ / 耐酸性 ○ / 耐アルカリ性 ○ / 耐溶剤性 △ / 耐フッ酸性 △ 耐クロム酸性 △
□PVDF複合タイプ
接液材質:ポリビニリデンフルオライド樹脂 PVDF
補強材質:ビニルエステル樹脂FRP
耐熱性・耐寒性 (タンク)-20~100℃ /耐酸性 ◎ /耐アルカリ性 ✕/耐溶剤性 ○ /耐フッ酸性 ○ /耐クロム酸性 ◎
□PFA複合タイプ
接液材質:テトラフルオロエチレンパーフルオロアルコキシエーテル共重合体 PFA
補強材質:ビニルエステル樹脂FRP
耐熱性・耐寒性 (タンク)-20~150℃ /耐酸性 ◎ /耐アルカリ性 ◎/ 耐溶剤性 ◎ /耐フッ酸性 ◎ /耐クロム酸性 ◎
□N-PTFE複合タイプ
接液材質:ポリテトラフルオロエチレン四フッ化エチレン PTFE
補強材質:ビニルエステル樹脂FRP
耐熱性・耐寒性 (タンク)-20~150℃ /耐酸性 ◎ /耐アルカリ性 ◎/ 耐溶剤性 ◎ /耐フッ酸性 ◎ /耐クロム酸性 ◎
◆化興ケミカルタンクFRPシリーズ
□Vタイプ
接液材質:ビスフェノール系ビニルエステル樹脂
補強材質:ビニルエステル樹脂FRP
耐熱性・耐寒性 -20~100℃ /耐酸性 ○ /耐アルカリ性 ○ /耐フッ酸性 ✕ /耐クロム酸性 ✕
□VHタイプ
接液材質:ノボラック系ビニルエステル樹脂
補強材質:ビニルエステル樹脂FRP
耐熱性・耐寒性 -20~130℃ /耐酸性 ○ /耐アルカリ性 △ /耐フッ酸性 ✕ /耐クロム酸性 △
◆その他のタイプ
□オールPPタイプ・オールPVCタイプの製作も可能
◆PEライニング
FRPの床ライニングに代わり、ポリエチレンシートをライニング材にしたもの。
FRPと比較して破断しにくい特性がある。
◆化興スマート治具
□通常の治具と無線式タグを一体化して従来の治具と同等の耐蝕性・耐久性のまま、無線式タグによって個体識別を可能とした新タイプの治具。
◆各種コーティング
□PVC・PE・ナイロン・PFA・ETFE 他
◆処理工程用治具
□アルマイト・クロム・無電解・塗装・洗浄 他
化興株式会社では要望に応じたケミカルタンク及び治具を豊富な経験に基づいた、確かな品質の製品を供給している。また新規開発にも積極的に挑戦をしている。